NOIKEのデザイナーは何を考えているんだろう・・・。


by デザインフジワラ
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悩んでます・・・

ここ数ヶ月ずっと悩み続けている
ある問題があります。

ちょっとした表現のニュアンスの違いで
本来目指したい方向と全く違うイメージで
受け取られてしまう事があります。

全て私が手掛けられたらいいんですが、
やむを得ない大人の事情で
そうもいかない部分があるのが残念です。

スミマセン・・・。
愚痴っぽくなってしまったので
このぐらいにしときます。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-28 01:27 | オモイノタケ

メタボ万歳!

先日、淀川にオカッパリに行ってきました。

駐車場に車を止めて
ポイントまではひたすらウォーカーウォーカー!

メタボ対策には最適です。



同行者です。さて誰でしょう?
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竹内プロでした。今日はリールが上に付いてます♪
b0177760_23502820.jpg

実は竹内プロ、試合や取材以外ではベイトを使う事が多いです。
意外に知られていないですが、事実です。
今日もスピナーベイトでランガンしてはりました。



そしてその奥にいるのは・・・・



あっ!ロッドが曲がってる!!


b0177760_23524125.jpg

ジャーン!! 関和プロでした。


何と初めての淀川でいきなりの50up!
恐るべしトップ50!!


メタボックで釣ってました。

やっぱり時代はメタボですか!
何故だろう? 勇気がわいてくるのは・・・。



関和プロとは初めてお会いしましたが、
とても人当たりのいい、気さくな人でした。

そして奇遇にも私と同い年。
ビバ!イノシシ年!


WALKERWALKERとWaterLettuceのコラボレーション、
WALKER Lettceな一日でした♪

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-24 00:19 | 釣りの事

SEITEN その5

SEITENのデザインのお話も今日で最終回です。

今日はトーナメントスペックならではの
デザインの部分についてお話しします。




殆どのロッドはロゴやスペックが
構えた時に上を向く様にプリントされているのですが、
SEITENはあえて両サイドにプリントしてあります。
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ロッドを構えた時はただの真っ黒な棒に見えます。
これはNOIKEプロスタッフからの要望でした。

極限の集中力で試合をしている時に
余計なモノが視界に入るのを避けるという考えです。

ハイエンドモデルのロッド特有の
所有感とか高揚感ってトーナメンターには必要ないんです。
彼らはデザインがカッコいいから何か釣れそう
っていうレベルの話じゃないですからね。
それよりも釣りに集中できる
デザインにして欲しいという事でした。




そしてブランクスのコーティングも必要最低限にとどめ、
無垢のブランクス部分を多く取るようにしています。
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これは軽量化の為というよりも、ブランクス本来の曲がりを
できる限り妨げないようにすることが狙いです。

特にスピニングモデルでは、塗装面が一層増えるだけで
ブランクスの曲がりに与える影響は大きいそうです。
これもプロスタッフからの意見をフィードバックした部分です。




さらに竿袋ですが、
SEITENはその価格に見合わない程の
チープな材質の竿袋を使用しています。
b0177760_0393248.jpg

「なんでやねんっ」って思わず
ツッコんでしまうくらいのチープさです。

本来なら店頭での印象も考えて
ロッドの価格に見合った竿袋にしたい所ですが、
これにはNOIKEスタッフなりの考えがあるんです。

SEITENは魚を釣る事に関係の無いコストは極力抑え、
その部分のコストをブランクスやガイド等の
魚を釣る事に直接関係してくる部分にまわしたい。

デザイナーとしては品質の良さをわかってもらい易い様に
竿袋にもコストを掛けたいのところなのですが、
そこは私も一人の釣り人として、
NOIKEスタッフの気持ちは良くわかるので
要望を素直に受け入れました。

若干心残りもあったんですが、今はいい判断だったと思ってます。

竿袋って購入後は殆ど使わないですからね。




以上、長々と語ってきましたが
私はこんなことを考えながらSEITENをデザインしました。

ロッドを開発した人の想いは
過去に多く語られてきたと思いますが、
その開発者の想いを受けてデザインしたデザイナーの考えは
あまり語られる事は無かったと思います。

このブログを見て、一人でも多くの方が
SEITENを手にしていただければ嬉しいです。

そして魚を釣って、
てるてる坊主の裏に隠された、
実はストイックな本当の性能を実感して欲しいです。

魚のサイズが大きくなる程、
『なるほど!』と実感する部分が多いと思いますよ。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-23 01:32 | NOIKEの仕事

SEITEN その4

今まで3回に渡ってSEITENの
デザインに関してお話ししてきました。

ここまでの話でSEITENというロッドは
たまの休日にのんびりと釣りを楽しむロッドという
イメージを持っている人もいるかもしれません。

今日はそんなイメージを180度覆すような
SEITENの素顔についてお話しします。



NOIKEは比較的幅広い年齢層の人に
色んなフィールドで使いやすく、
価格的にも買いやすい商品を提供しています。

そんなNOIKE商品の中でもSEITENだけは
他社のハイエンドモデルに近い価格設定で
NOIKE商品の中で異質な存在です。

それは何故か?

実はSEITENは、
そのピースフルなロゴのイメージとは裏腹に、
バリバリのトーナメントスペックなロッドなんです!

トーナメンターがトーナメントで勝つ為に作ってます。

じゃあ何故トーナメントモデルの様なデザインにしないのか?

それは以前にお話しした年齢層の高い人をイメージして
デザインしたというのが一つの理由なのですが、
実はデザイナーにはもうひとつ別の狙いがあります。

予定調和な感じにしないというお話を前回しましたが、
まさにそういうことなんです。



例えば、
見た目が強そうな人がいて、自分自身も強さをアピールしている。
周りの人もあの人は強いと噂していて、実際闘ってみると強い。

一方で、
全然強くなさそうな、面白おかしい人がいるとします。
なのにいざ闘ってみると見た目とは裏腹に強い。

皆さんはどちらの人物に魅かれますか?

予定調和で強そうな人が強いより、
強そうに見えない人が実は強い方が面白くないですか?
その方がドラマがある。

SEITENが選んだのは後者の方です。

ロッドの性能に関して
NOIKEとしてはかなり自信があるのですが
あまりそれを声高にアピールしたくなかったんです。
それは実際に使ったユーザーが実感してくれたらいい。

SEITENがイメージしている年齢層の高いユーザーは
目の肥えた人達が多いと思ったので、
あえてこういう表現にしても
わかってもらえるんじゃないかと思いました。

スゴそうに見えて実は見かけ倒しな商品は
カッコ悪いですしね。

この時代になんでそんな方法でロッドを出すのか?
でもそれがNOIKEなんです。


NOIKEにはTOP50の竹内プロ、マスターズのともいちプロ、
そして去年京都チャプターで年間1位を取ったテスターの古川君がいます。

私の仕事はあくまでロッドの見た目のデザインで、
ブランクスやガイド等の部分は
彼らNOIKEプロスタッフの仕事です。

彼らがこだわり抜いて作り上げたロッドなので品質は確かです。
それは私も使ってみて実感しました。
特に竹内プロのタックルに関するコダワリは
ちょっと尋常じゃないです。

トーナメントの世界では趣味の釣りと違って
妥協は許されないですからね。

彼らが自信を持ってトーナメントで
使い続けることができるロッド、
それがSEITENの本当の姿です。

プロが使いやすいロッドは
一般の釣り人も使いやすいというのは
今や常識ですしね。

てるてる坊主は仮の姿。
その裏には別の素顔があるんです。
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長くなったSEITENのお話も次回が最終回。
トーナメントスペックならではのデザインの部分についてお話しします。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-19 02:55 | NOIKEの仕事

SEITEN その3

今日はSEITENのデザインの中の
『NOIKEのノリ』についてお話しします。


私がNOIKEのデザインをする時に注意することは
よくある予定調和な感じにしないということ。

あえてちょっとハズした表現を心掛けています。

SEITENのロゴの場合は・・・
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このてるてる坊主です♪


『晴天』なのでてるてる坊主。わかりやすいですよね。

元々はこのてるてる坊主、
ブランクスの目立たない部分にシレっと入れ込んで
気付いた人だけにちょっと笑ってもらえるような
デザインの遊びの部分だったのですが、
NOIKEスタッフの要望でロゴに組み込むことになりました。
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グリップエンドはこんな感じです。
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脇役の予定がいきなり主役に抜擢されたので、
あまりユルユルな表現にならない様に調整してます。

てるてる坊主の印象が強すぎると
SEITENという名前の印象が弱くなって
覚えてもらいにくくなるので、
その辺のバランスをうまく取らないといけません。



アラフォー世代のNOIKEスタッフは
2枚目路線のデザインって正直ちょっとしんどいんです。

自分達の釣りの価値観とか、
将来のバス釣りってこんな感じにしていきたいなぁ
というNOIKEの想いをカタチにすると
こういう表現になるんですね。

これが『NOIKEのノリ』なんです。

NOIKEのバス釣りは明るく楽しいバス釣りです。
あんまりカッコ付けんとみんなで楽しく釣りしようや〜
っていう感じですね。

各モデルのネーミングにも
そのソウルは受け継がれているのですが、
話が長くなりそうなので
また別の機会にあらためてお話しします。



一見ピースフルなイメージのロッドですが、
次回はそんなSEITENの知られざる
別の側面をご紹介したいと思います。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-18 02:15 | NOIKEの仕事