NOIKEのデザイナーは何を考えているんだろう・・・。


by デザインフジワラ
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SEITEN その3

今日はSEITENのデザインの中の
『NOIKEのノリ』についてお話しします。


私がNOIKEのデザインをする時に注意することは
よくある予定調和な感じにしないということ。

あえてちょっとハズした表現を心掛けています。

SEITENのロゴの場合は・・・
b0177760_1105950.jpg

このてるてる坊主です♪


『晴天』なのでてるてる坊主。わかりやすいですよね。

元々はこのてるてる坊主、
ブランクスの目立たない部分にシレっと入れ込んで
気付いた人だけにちょっと笑ってもらえるような
デザインの遊びの部分だったのですが、
NOIKEスタッフの要望でロゴに組み込むことになりました。
b0177760_1385370.jpg




グリップエンドはこんな感じです。
b0177760_153294.jpg

脇役の予定がいきなり主役に抜擢されたので、
あまりユルユルな表現にならない様に調整してます。

てるてる坊主の印象が強すぎると
SEITENという名前の印象が弱くなって
覚えてもらいにくくなるので、
その辺のバランスをうまく取らないといけません。



アラフォー世代のNOIKEスタッフは
2枚目路線のデザインって正直ちょっとしんどいんです。

自分達の釣りの価値観とか、
将来のバス釣りってこんな感じにしていきたいなぁ
というNOIKEの想いをカタチにすると
こういう表現になるんですね。

これが『NOIKEのノリ』なんです。

NOIKEのバス釣りは明るく楽しいバス釣りです。
あんまりカッコ付けんとみんなで楽しく釣りしようや〜
っていう感じですね。

各モデルのネーミングにも
そのソウルは受け継がれているのですが、
話が長くなりそうなので
また別の機会にあらためてお話しします。



一見ピースフルなイメージのロッドですが、
次回はそんなSEITENの知られざる
別の側面をご紹介したいと思います。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-18 02:15 | NOIKEの仕事

SEITEN その2

今日はSEITENのデザインについてお話しします。

SEITENのデザインをするにあたって
まず考えたのは、『デザインが主張しない事』。
デザイナーがよく言うデザインしないデザインというやつです。
b0177760_0441812.jpg

SEITENはデザインのカッコよさで買われるロッドではありません。

何となくカッコいいから買ってみて自分には合わなかったり、
デザインに飽きたりして中古屋さんに売られてしまうロッドにはしたくなかった。
折れるまでずっと使い続けてもらえる様なデザインにしたかったんです。

前回お話ししたように、
SEITENは比較的高めの年齢層を意識して作っているので
いかにもデザインしましたっていうようなものは
受け入れられにくいと思いました。

それよりは、最初はちょっと物足りないくらいで
使っていくうちにジワジワと気に入ってくるような
デザインを心がけました。

この辺のさじ加減はけっこう難しいです。
b0177760_0434139.jpg

デザイナーってプラスのデザインをするのは
手間はかかるんですけど割と簡単なんです。

どういう事かというと、
例えば物足りないデザインの色数を増やしてみたり、
立体的にしたり、テクスチャーをいれたりといった、
デザイン要素をプラスしていってまとめていくようなデザイン。

私たちがよく言う『足し算のデザイン』です。

それとは逆に極力要素を減らして
デザインを成立させる『引き算のデザイン』は
ちょっとのバランスが全体に大きく影響するので難しいです。

だけど足し算のデザインができないデザイナーに
引き算のデザインはできないんです。



私もデザイナーになりたての頃は
先輩デザイナーに嫌という程
足し算のデザインを叩き込まれました。

毎晩徹夜で何十案、何百案と
ひたすら足し算のデザインの
バリエーションを作るんです。

そういう訓練を繰り返していくうちに
どの部分を強調すればいいのか、
どの部分を引けば完成度が上がるのかっていう
デザインのキモが自然にわかってくるんです。

その段階にきて初めて本当の意味での
引き算のデザインができる様になるんです。

何でもかんでもシンプルにするのとはワケが違います。



そんな感じでSEITENはシンプルで主張し過ぎないという
デザインコンセプトで制作したのですが、
あまり研ぎすまされた緊張感のあるデザインにし過ぎると
NOIKEの商品としてふさわしくないものに
なってしまうんですね。

親しみやすくなるような、ちょっとしたユルさというか
デザインの隙みたいなものがないと駄目なんです。

それはお客さんが意識してわかるようなものではなく、
何となく肌で感じてもらうような部分です。

デザインというよりはアートディレクションの領域ですね。

私がデザインするNOIKEの全ての商品の
根底に流れている『NOIKEのノリ』の部分です。

私のデザインのテイストとかの表面的な部分ではなく
NOIKEというメーカーの方向性というかソウルの部分です。

次回はその部分のお話をしたいと思います。



今回のお話はデザインに携わる人からすれば
当たり前の話なんですが、一般的にはちょっとわかりにくい
専門的な内容だったかもしれません。
どこまで理解していただけるかわかりませんが、
NOIKEのデザイナーは何か色々考えとるんやな〜と
思っていただければありがたいです。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-17 01:51 | NOIKEの仕事

ANNバストーナメント

前回からの続きで
SEITENのお話をする予定だったのですが、

なのですが・・・・・

思い入れが強すぎてかなりの長文になってしまった上に
Macがフリーズ・・・・

こういう状態を大阪弁では『さっぱりわや』といいます。
関東の方へのワンポイント大阪弁レッスンです。

あぁ・・・ホンマにさっぱりわやですわ〜。


というわけでSEITENの話は後日また改めて書くとして、
今日は気を取り直して日曜日に琵琶湖で行われた
プロショップ4店さんの合同企画、
ANNバストーナメントのお話をします。

今回はお世話になっているプロショップの
常連さんのバックシートで参加です。

会場では私がデザインした
WaterLettuceのウェアを着てくれている人もいて、
皆さんイイ感じに着こなしてくれてたので
スゴく嬉しかったです!

もう全員と握手してハグしたいくらい
嬉しかったんですが・・・
さすがにそれはやめときました・・・。


釣果の方は開始早々下物沖で小ちゃいのが
釣れた後は延々ギルのアタリのみで
琵琶湖はギルしかいなくなったのかと思いました。

先週NOIKEテスターの古川君とプラした時に
反応の良かったエリアも頭をかすめましたが、
当日は彼の試合も行われていたので
そこは当然釣り人のマナーとして入れないので
いっそのことギルをウェイインしようかと思いました。

いくつかポイントを回っても延々ギルバイト。
さっぱりわやです・・・。

終了30分前に浮御堂の沖へ移動。
常連さんの私に何とか釣らせてあげたいという
気持ちが通じたのか、私の諦めの悪さが幸いしたのか
帰着に間に合うギリギリの時間で
50cm弱のナイスフィッシュが釣れました。
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やっぱり何事も諦めたらあきませんね〜。

順位の方は全体の真ん中よりちょっと上ぐらいでした。

まぁ順位よりも常連さんと
一日楽しく釣りができたのが一番の収穫ですね。
『GOOD FISHING.GOOD DAY.』ってやつです。

次回もまた参加したいと思います。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-16 01:11 | 釣りの事

SEITEN その1

釣りビジョンの『ギアステーション』で
ともいちプロのSEITENの解説が放送されています。
皆さんもうご覧になりましたか?

各モデルのアクションなどの性能面に関しては
放送を見ていただければ良くわかると思います。

そして番組でもほんの少し触れられていた
SEITENのロッドデザインについて、
デザイナーの私からお話ししてみたいと思います。


かなり思い入れがあるので、ちょっと語りますね。



まずはSEITENのネーミングの由来ですが
これはともいちプロも番組で紹介した通り
『晴天』の『SEITEN』です。
青空の下で楽しくバス釣りをしようっていう意味です。

バスロッドのネーミングは
例えばハンティングを連想させる様な攻撃的なものや
動物などをモチーフにした強そうなものなど
カッコイイ系のイメージのものが殆どだと思います。

実は私も以前はそういった
『このロッドを使えばデカバスが釣れそうな気がする』といった
イメージに魅かれ、好んで使っていた時期があります。

バス釣りにはそういった気分が高揚する様な
感覚というのは大事ですからね。

なのに何故『晴天』?
カッコよさのカケラもない、のんきなネーミング。
こいつらやる気あるのか?と思われるかもしれませんが
NOIKEはバリバリ本気です!
本気と書いてマジと呼んで欲しいくらいです!!



現在バス釣りをしている人は
20代後半から40代前半の人達が多く、
その中でも熱心に釣りに行っている人は
30代の人が多いと思います。
NOIKEスタッフも俗にいうアラフォー世代が多いです。

この世代の人達は10年程前のバスブームを経験しています。
入手困難なルアーやロッドを必死になって追い求めていた時代が
あったと思います。私もそうでした。

そうやってレアな道具を使ったり、
新製品が出る度に試したりしていく中で
本当にいいものと悪いものを判断する目が
しっかりできている人達なんですね。

その人達に対して今までと同じ様な
アプローチでいいんだろうか?
これまでのカッコイイ系のネーミングは
実はちょっと恥ずかしく感じているんじゃないのか?
そんなふうに考えました。

NOIKEスタッフが気持ちを込めて作ったロッドだから
NOIKEなりの価値観を提案できる様なネーミングにしたい。
そして何より自分達が使い続けたいネーミングがいい。

そんな想いで決まったネーミングが『SEITEN』です。

ロゴの下には『GOOD FISHING. GOOD DAY.』の文字。
『いい釣りができれば、いい一日になる』っていう意味です。

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殺伐とした世の中だから
趣味の釣りの時ぐらいカラっと晴れやかに
楽しみたいじゃないですか。

NOIKEのバス釣りは明るく楽しいバス釣りです。
NOIKEらしいネーミングだと思うのですがどうでしょうか?


次回はSEITENのデザインについてお話ししたいと思います。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-10 01:10 | NOIKEの仕事

爆笑プラクティス

今日は日曜日の釣りのお話です。

NOIKEテスター古川君の
京都チャプターのプラクティスに同船しました。

彼はマジメにプラクティス。
私はバックシートで日々の仕事の疲れを癒すべく
のんびりフィッシングです♪


ご存知NOIKEテスター古川君。
一応マジメにプラしてます。
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『LOVE LOVE FISHING♡』背中では釣りへの愛を語っています。
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彼とはもうかれこれ8年くらいの付き合いになります。
コワモテですが、実は気さくなあんちゃんって感じです。
同い年で気心知れた釣り仲間。

毎度の事ながらボート上では
一日中ず〜っと古川君のフリートークです。
彼はしゃべってないと息ができないヒトなんです。
今日も一日中笑わしてくれました。

釣果の方は来週が試合なのでここでは詳しく書きません。
古川君のブログ『古川洋一のフィッシュアラーム』をご覧下さい。


そんなこんなで私は古川君に腹筋を鍛えられながらも
プラの邪魔にならない様に
バックシートでちょこちょこと釣っていきます。

午前の部は45cm弱くらいのをアタマに
30〜35 cmくらいのをポロポロと。
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午後の部も35cmくらいのをポツリポツリと。
そして最後に、惜しい!もう一息!の49cm。
1700gの元気なアフター回復バスでした。
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ちなみにヒットルアーは
30cm〜35cmくらいのはスピナーベイトや
クロー系のテキサスリグ。
大きいの2本はスマイルワームのネコリグでした。


50upは残念ながら出ませんでしたが、
元気なバスに遊んでもらった琵琶湖の休日でした。

ではまた。
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# by waterlettuce | 2009-06-09 00:33 | 釣りの事