Sui-Sui kemkem その1
2010年 06月 29日
今度のSui-Sui kemkemは今までのパッケージでは入りきらないボリュームなので
従来のkemkemのものよりかなり横長なパッケージになってます。
デザインはこんな感じです。
Sui-Sui kemkem(以下スイケム)という名前の通り
中層スイミングのレンジキープ力に長けたkemkemなので
パッケージもそれをイメージしやすいデザインにしたいというのが基本にありました。
それと、スイケムの一番の特徴として
新たに採用したキャタピララバーがあります。
このキャタピララバーがレンジキープ力の向上に一役買っていて
強く複雑な波動を出す原動力にもなってるんですね。
アメリカ製のラバージグにはいくつか採用されているキャタピララバーですが、
それを重いジグではなく、スモラバに採用してレンジキープ力の向上を狙ったという所に
スイケムのキモのひとつがあります。
単に今までにないラバーの動きを出すだけで
キャタピララバーを採用している訳ではないんです。
これは他社のスモラバとは違うNOIKE独自のアイデアなので
そこはデザインの特徴として盛り込みたい部分でした。
だけどキャタピララバーの凸凹したカタチって
あまり重視し過ぎると中層スイミングのスイスイ感が損なわれる・・・。
どっちかに割り切って強調した方が印象の強いパッケージになりますが
産みの親の竹内プロからスイケムへの熱い思いも良く聞いているので
何とか上手く両立したいと思いました。
で、最終的に波のパターンの切り返しでスイスイ感を全面に出しつつも
kemkemのロゴの部分でキャタピララバーの特徴を表現しました。
「Hello!」って書いてますが深い意味は無いのであまり気にしないでください・・・。
Wild kemkemの時と同じで何となく掛け声みたいな感じです。
強いていうならバスに「Hello!」って言いながら
のんきに中層でスイミングしてる感じで使ってもらえればと・・・。
それともう一つ、スイケムはラバーの動きのアクセントとして
扁平状の長いラバーをテールに使っています。
寄って来たバスがバイトするきっかけを作る狙いです。
そこで今回のkemkemのロゴのテール部分は
今までの三角形のカタチから少し長くヒョロっと伸ばしてみました。
細かい部分ですがちょこちょこ変えてます。
以上、パッケージデザインに関してはこんな考えで作りました。
スイケムに込められた竹内プロの多くの思いを全て汲みつつも
デザイン的にはシンプルにまとめて作ってみたんですが、いかがでしょうか?
長くなったので今日はこの辺で。
ではまた。