意外に馴染むチャート系
2017年 07月 05日
今日は前回のブログの続きを書きます。

『#44 チャートリュース』
インパクトの強いカラーと相反する繊細なフレーク。
手前味噌ですがキレイなチャートリュースに仕上がっていると思います。
で、このカラーの使いどころですが
私の経験上、今までで一番実績のあったシチュエーションは・・・

ズバリ、雨の日!!
雨の日のチャートリュースって私的には釣れる気しかしません!
雨の濁りが入る前の比較的透明度のある状態の水の中で
膨張色のチャートリュースがボヤ〜ッと主張しているような見え方・・・。
ハイ、もう釣れましたね!
チャートリュースっていまいち取っ付きにくいと感じている人は
まずは雨の日に使ってみてもらえると効果を実感しやすいかと思います。
ちなみに雨の影響で濁りが入ってきたら
そこはやっぱり『#117 マッディグレープ』の出番かなと。
そしてもう一つ、実はここからが本題なんですが、
以前人から教えてもらって試してみたら良く釣れたっていう
チャート系カラーの使い方があります。
例えばこんな水の色の時。

強い濁りではなく、ほどほどに濁っているような状況。
チャートリュースのワームを入れてみます。

目立ちますね。
ところが、水面直下では目立っているチャートカラーが
ボトムに到達するとどうなるかというと・・・

こうなります。

拡大してみてもこんな感じ。
完全に周囲の色に馴染んでいます・・・。
ちなみに画像の場所は周りの石やウィードで
ある程度想像がつくと思いますが水深50cmぐらい。
チャートリュースって濁りの中では想像以上に周囲に馴染む色なんです。
これがもっと濁った状況だと更に周囲に馴染んでしまうと思います。
やはり濁りが入った状況ではマッディグレープのような
シルエットがはっきり出る黒に近いカラーの方が
魚には見つけてもらいやすいですね。
空気中で見るとチャートリュースって目立つカラーなので
濁った時にもアピールカラーとして使う人が多いかと思いますが、
実際は濁りの中では馴染んでしまうカラーなので
濁った時はナチュラルカラーとしてチャートリュースを使った方が
釣果には結びつきやすいと思います。
馴染んでしまって目立たないから釣れないんじゃなくて
馴染むことをいかに利用して釣果に結びつけていくかがキモですね。
実はチャート系のカラーって関西よりも関東の方が良く売れます。
関東方面は霞水系や亀山ダムなどのマッディレイクも多いので、
関東のアングラーってチャートリュースの出しどころが
自然に身に付いているんでしょうね。
濁った状況下でのナチュラルカラーとして使うチャートリュース。
是非使い込んで釣果アップに結びつけてください。
ではまた。