モーターオイルのイメージビジュアル
2017年 07月 07日
私なりの使い分けを書いてみたいと思います。
今回は私の思い入れの部分がかなり強いので、
「それは違うなぁ」と思ったら適当に読み飛ばしてください。
というワケで、今回はこのカラー。
『#139 モーターオイル/ゴールド』
このカラーはwobble shadシリーズでは定番のカラーで
新たに『kemkem shad』『Ring curly 3"』『kemnpa』にも追加したんですが、
実は少し前に『Donkey BOO』でもリリースしていました。
ご紹介が遅くなってスミマセン・・・
モーターオイルって昔からあるカラーで
バス釣りを長くやっている人なら一度は使ったことがあるカラーだと思います。
知っている人にはあえて説明するまでもないかもしれませんが、
このカラーの最大の特徴は水の中に入れると変色するカラーだということですね。
水中での画像がないのでちょっと分かりにくいかもしれませんが、
上の画像の少し緑っぽくなっている部分が水の中だとさらに緑になります。
単に色が変わると言うよりもボディの表面に緑のコケがついたような
独特の色調変化をするのがモーターオイルというカラーの特徴です。
光にかざすとこんな感じに見えます。
想像以上に鮮やかに透けるのもこのカラーの特徴ですね。
他のカラーには無い特徴を持っているのがモーターオイルというカラーなので
ある意味代わりがきかないカラーであるともいえます。
ところで私は昔からこのカラーを使う時、決まって頭に出てくるビジュアルがあります。
そのビジュアルとは・・・
なぜか『ところてん』・・・
水の中での透け感というか、輪郭が曖昧になる感じというか、
モーターオイルって何となく『ところてん』のような印象があるんです。
ところてんに黒蜜をかけると何となくそういう色に見えなくもない・・・。
まぁ、それはかなりこじつけですが
水の中でのモーターオイルの見え方って
私の中では『ところてん』のイメージです。
共感してくれる人はほとんどいないと思いますが・・・
だからというワケではないですが
真夏のドピーカンのうだるような暑さの時、
私は決まってモーターオイルを使います。
そして、ところてんが食べたくなります・・・。
真夏の炎天下で魚も活性が低くなってボケーっとしているような状況の時、
そこに『ところてん』のような透け感のワームがあったら
思わずハムっと口を使ってしまうんじゃないか?
そんなイメージで私は真夏にモーターオイルを使います。
実際、過去に何度も真夏のモーターオイルでイイ思いをしたことがあります。
ここから先は私の思い出話になってしまうんですが、
今から20年程前、友人と青野ダムに通っていた時期がありました。
当時の青野ダムはビッグサイズこそあまり釣れないものの、
30cm前後のアベレージサイズが沢山釣れるフィールドで
私はいつも友人と数釣りを楽しんでいました。
だけどそんな数釣りフィールドの青野ダムでも
さすがに真夏の炎天下ではバスのバイトも遠のきます。
そんな時に私が良く使っていたのがコレ。
『Slider/ 3" Bass Grub』のモーターオイル。
モーターオイルカラーのワームで最初に使ったのがコレでした。
水の中に入れると変色するのが面白いなぁと思ってよく使っていたんですが、
その頃からやっぱり頭の中には『ところてん』のビジュアルが浮かんでいましたね・・・。
最初は普通に使って良く釣れるカラーだなぁという印象でしたが、
ある日、真夏の炎天下で周りが誰も釣れていない状況で
このカラーを使っていた私だけが良く釣れたっていうことがありました。
その日以来、真夏の炎天下で他のカラーだとあまり釣れないのに
モーターオイルにはバイトが頻繁に出るっていう経験を何度もしたので、
私の中で夏に効果的なカラーとしてモーターオイルはアリだと思うようになりました。
ちなみに真夏の炎天下の時って
前回のブログで紹介したチャートリュースも良く釣れます。
確かにチャートリュースも真夏の炎天下で良く釣れるんですが、
私の中では20年前の青野ダムでのあの釣果を超えるには至っていないので
暑ければ暑いほど私はモータオイルに手が伸びてしまいます。
モーターオイルで釣った事がない人は
ぜひ一度真夏の炎天下の時に使ってみてください。
その際は『ところてん』のイメージビジュアルをお忘れなく。
ではまた。