ようやくリリースになった『wobble shad 7.5"』。
初回リリースの4色はもう店頭に並んでいると思います。
リリース後よく聞かれるのが使用リグやフックサイズなどのベストセッティング。
今週末フィールドで試される方も多いかと思いますので
簡単にご紹介してみたいと思います。
紹介する前にまず最初に断っておきたいのは
ベストセッティングはフィールドの状況や狙い方によって変わってくるので
このセッティングがベストというのは一概には言い切れないということ。
最もオススメの使用例というのもその時の状況によって異なるので
これも一概に言い切ることはできません。
それに、そもそもこういうビッグベイトの釣りをやり込んでいる人は
例えば最初からフックが装着されているスイムベイト等でも
自分の使い方に合うようにフックを付け替えたり
ウエイト調節したりするのが当たり前になっているので
メーカーが薦めるセッティング例や最初から付いてるフックなんかは
ハッキリ言って彼らにとっては大きなお世話になることが多々有ります。
コストを掛けてまでお節介になるようなことは極力したくない。
というわけで、『wobble shad 7.5"』はリグのベースとなるワームのみでの販売です。
とはいえ、こういうセッティングで使ってくださいと
紹介して欲しいユーザーの方の気持ちも少なからず分かるので、
比較的カンタンに作れるリグと基本的なセッティングをご紹介してみます。
まずは最もシンプルなのはオフセットフックを使ったリグ。
フックを刺すだけなので至ってカンタンですね。
フックサイズはメーカーによって微妙に違いがありますが、
7/0とか8/0ぐらいを目安に選んでいただければ良いかと思います。
ノーシンカーで使うかウエイト付きのフックを使うかは
狙うレンジなどで調整してください。
個人的にはウエイトの位置が決まっているウエイト付きフックよりも
状況に応じてネイルシンカーを刺して重さとバランスを調整した方が
自分にしっくりくるバランスが出せるのでオススメです。
ボディの腹側のスリット部分にネイルシンカーが刺しやすいように斜めの突起を設けています。
スリットの一番前側からリブ1個飛ばしで計4つあるので
この突起をきっかけにネイルシンカーを刺すと刺しやすいです。
ベリー部にラメが多いカラーだとこの突起が分かりにくいですが、
ネイルシンカーの先でスリットをなぞってやると突起が見つけやすいです。
老眼の私はもうこの方法でしか突起を見つけられません・・・。
ワームがデカイため、あまり軽いウエイトを入れても効果がないので
2.6g〜3.5gを選んでいただければ良いかと思います。
それと『wobble shad 7.5"』で使うオフセットフックは
ねじ込み式のワームキーパーが付いたフックを選んでもらった方が良いと思います。
『wobble shad 7.5"』はワーム単体だけで40g弱あるので通常のオフセットフックでブン投げて使うとどうしてもワームがズレやすくなってしまいます。
ネジ部分がしっかりしたワームキーパーをねじ込むことでワームのズレは無くなります。
ちなみにオフセットフックで使用する場合はスナップを使うとウォブリングアクションのキレがより良くなりますよ。
NOIKEの『Lure Snap』だと#2ぐらいがサイズ的には良いかなと。
オフセットフック以外の使用例としてはスイムジグのトレーラーで使うのもオススメです。
選ぶスイムジグによってワームのアクションが変わってくるので色々試してみると面白いですよ。
画像上のセッティングはダブルフックを背掛けにしたものなんですが、パーツ点数が多いのと自作でちょっとした加工をしているため説明すると長くなるのでまた別の機会に。
私はオカッパリがメインなので根掛かりのリスクが少ないオフセットフックを使うことが多いですが、フッキング重視ならスイムベイトのようにトリプルフックを腹部に付けるセッティングが最もフッキング率が上がります。
これも説明しだすと長くなるのでいずれまた機会があればご紹介したいと思います。
最後に、『wobble shad 7.5"』はFECO登録しているのでJB/NBCの大会で使用できます。
これに出てくる魚って間違いなくキッカーフィッシュなので一発逆転ホームランを狙うなら試合で使ってみるのもアリですよ。
長々と書きましたが、シャッドテールワームは使い方によって様々なリグに対応できるのが強みなので、その強みを最大限に活用して色んな使い方を試していただければと思います。
スローリトリーブで泳がした時に最も違いが分かるハズですよ。
ではまた。