前回、前々回と続いた九州出張の釣りの話も今回で最終回です。
前日の遠賀川での釣りを早めに切り上げて、
私と吉原君は次の目的地に移動。
翌日はJB九州参戦のもう一人のNOIKEスタッフ野村君と合流。
3人でリザーバーで釣りをしました。
野村君曰く、この時期このリザーバーで5本はかなり厳しいとのこと。
デカイのが釣れる釣り場ではあるけれど、
仲間内の釣果を聞いても1か0かっていう状況らしいです。
釣り場が違えばお題も柔軟に変えた方がいいので
3つのお題から好きなのを選んでもらいました。
⚫︎ 理想はマグナムサイズ、最悪でもスーパービッグ以上を1本
⚫︎ ビッグサイズ2本
⚫︎ 吉原君と同じキロアップ最低1本を含むリミット5本
野村君が選んだのはビッグサイズ2本でした。
というワケでミッション達成を目指して釣りをスタート。
私は野村君のバックシートで釣りをすることに。
野村君はとにかく釣れない釣れないって言うけど、
私的には別に釣れなくもない感じがしたので、いきなり得意のリグを投入。
リザーバーといえば私的にはこのリグ。
今年はこれにかなり助けてもらいました。
とりあえず魚のレンジが分からないので、
岸に対して直角にバンクの斜面に沿ってミドストします。
すると・・・
あっさり釣れました♪
結構深いところで食ってきましたね。
まぁ、サイズは全然大きくはないんですが、
レギュラーサイズは簡単に釣れるよっていうのを見せて
野村君に揺さぶりを掛けてみます。
「野村君、ピンテールスティックで簡単に釣れるよ! 今からお題を変更する?」
彼にも男の意地があります!
今更お題の変更はしないようです。
ピンテールスティックでさらに揺さぶりを掛けようと思いましたが、
エレキのスピードが速くなるとこの釣りは機能しなくなるので、その後は沈黙でした。
バイトの出ない時間が延々続きます・・・
ビッグサイズに的を絞ると、こういう展開になるのはしかたないことですが・・・
それにしてもバイトが遠い・・・
野村君の心も折れかかってるかな? と思ったその時に・・・
出ましたビッグサイズ!!
朝から延々ノーバイト地獄が続きましたが、昼頃にようやく出たバイトがコレ。
諦めずにやり通したのはエライです。
アレ? 野村君、今日はスピニング使わないって言ってなかったっけ?
まぁ、ライトリグであろうが何であろうが、
ビッグサイズを釣るにはビッグサイズが口を使うタイミングに合わせるっていうのが大事なので、
ベイトとかスピニングとかにこだわるのはナンセンスですね。
とりあえず1本釣れたので、
あと1本ビッグを釣ったらミッション達成!
後ろで吉原君が指をくわえて見ています・・・。
ここでワンポイントアドバイス。
残り時間を逆算すると、午前中のようにストレッチをベタ〜っと流していくんじゃなくて、
デカイ個体が差してきそうなスポットをランガンで当てていく釣りがイイんじゃないかなぁと。
今釣ったビッグサイズはまさにそんなスポットで食ってきていたし。
そういう釣り方ならフィネスなアプローチでビッグサイズを狙い撃ちすることは充分可能だと思います。
というワケで、ここからはビッグが差してきそうなスポットをテンポよく回っていきます。
ベタ凪だった午前中に比べ、少し風が吹いてきたのでこれはチャンスかなぁと・・・
ビッグサイズに狙いを絞っているのでそう簡単にはバイトは出ないですが、
このスポットには絶対差してくるやろって野村君と話していたら・・・
振り返ると吉原君が魚を持ってポーズを決めてました。
そっちに来たんかい!!
ビッグサイズと言うにはちょっと足りないですが、
やっぱり良いスポットにはイイ魚が回って来ますね。
その後もここぞというスポットをランガンしてビッグを狙いにいきましたが、
結局ビッグを仕留めることはできずにストップフィッシングとなりました。
惜しいチャンスはあったんですが、釣り上げることができなければ意味は無いです。
それは今後の課題ということで・・・。
四泊五日の西の地への巡礼釣行もこの日で終了。
私にとって初めての釣り場で、
色んな人と竿を交えながら話をするのは色々と勉強になります。
もう50手前のオッサンなので、自分に大きな伸びしろは無いかもしれませんが、
釣りを続けていくからには、今より少しでも上手くなりたいという思いはあります。
そういう意味でも今回の巡礼釣行は私にとって有意義なものでした。
あっ、お題をクリアできなかった野村君に
何か罰ゲームを考えないと!
ではまた。