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NOIKEのデザイナーは何を考えているんだろう・・・。


by デザインフジワラ
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カットマミーのデッドワーミング

『シークレットルアー』

釣り人にとっては魅力的な響きだと思いますが、
ルアーメーカーにとってこれほど残念な言葉はありません。

できるだけ多くの人に良い釣果を出してもらおうと
試行錯誤を繰り返してより釣れるルアーを作っているのに
その釣れっぷりが秘密にされてしまう・・・。

お客さんがシークレットにするのは致し方ないかもしれませんが、
サポートスタッフなどがそれをやった場合、確実に鉄拳制裁です!



というワケで、今すごく釣れているNOIKEワームを使ったリグ、
ちょっと詳しく書いてみようと思います。



これがそのリグ。


b0177760_22314345.jpg

『カットマミー』です。


このブログでも過去に何度か登場した『カットマミー』。

あまりにも良く釣れるので必ず使い方をマスターしようと心に決めました。


私が出ているバスオブジャパンの試合でも上手く使えば必ず良い釣果を引き出せると確信して
冬の間に密かに練習し、先日の七色ダム戦で初めて実戦投入したら、釣れに釣れまくって2位入賞。

あまりの釣れっぷりにボーターの方にも使ってもらってたりしたので
最終的に残弾が尽きてしまったというオチがついてますが・・・。



使っているワームはもちろんコレ。


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『Smile worm Mammy』です。

この『Smile worm Mammy』の頭側を1/3程カットしてジグヘッドリグで使うんですが、
使うジグヘッドのバランスやシャンクの長さなどによって
カット位置を微妙に調整する必要があるのがこのリグのちょっと面倒な部分。

カット位置が多少ズレていても問題なく魚は釣れますが、
セッティングがバチッと合ったヤツの釣れっぷりは
「バス釣りってこんなに簡単だったっけ?」っていうくらい魚が反応してきます。



というワケで、私が冬の間に密かに確立したベストセッテング、
包み隠さず書き綴ってみたいと思います!!

本当にベストかどうかは実はちょっと怪しいですが、
あくまでも私の中での現時点でのベストセッティングという解釈でご了承いただければと・・・



使うジグヘッドはコレ。


b0177760_22314901.jpg


まぁ、私が使うんだから当然自社製品でセッティング出しますよね。

他のジグヘッドでも当然セッティングは出せると思いますが、
それに関しては個々でベストセッティングを導き出していただければと。



b0177760_22315463.jpg
『kemkem head』はラウンドベントの#2ではなく、
リマリックベントの普通の『kemkem head』(表記は無いですが番手は#3です)がオススメ。

ガードの有無は狙うポイントのシチュエーションで決めてください。

バスオブジャパンの七色ダム戦では立木周りから魚を食い上げさせていたので
ガード付きを使っていましたが、根掛かりのリスクが少ない場所では
ガード無しを使った方がフッキングの確率は上がります。



b0177760_22315845.jpg

カットする位置は大体こんな感じ。

リブの無いハチマキ部分を少しだけ残します。




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厳密に数値化すると3mmってところでしょうか?

イヤ、2mmかなぁ・・・やっぱり4mmかなぁ・・・
でも3mmが一番釣果が出ているのでやっぱり3mmで!!



b0177760_22320879.jpg

カットした後のレングスは85mmくらいになります。

85mmっていうと『Smile worm Baby』と同じぐらいのレングスになるんですが、
ボリューム感が違うので同じストレートワームでも全くの別物ですね。




b0177760_22321245.jpg

ジグヘッドにセットして水の中に入れた時、
ワームのテールが少し垂れる感じになっていたらOKです。

ジグヘッドのウエイトは狙うレンジによって使い分けてください。

先日の七色ダムでは4〜5mのレンジが魚を引き出しやすかったので1.4gを使いましたが、
桑野氏に初めて教えてもらった時は10mくらいのレンジを釣る必要があったので1.8gでした。

もちろん0,9gでさらにナチュラルに漂わせるのもアリだと思います。



使うジグヘッドとワームのカット位置に関してはそんな感じなんですが、
このリグの最大のキモは実はワームのマテリアル。


基本的にワームの動きで魚の興味を引くのではなく、
マテリアルの存在感というか、質量のバランスというか、
マテリアルのポテンシャルでバイトを引き出す釣り方です。

バイトの出方もベイトフィッシュと錯覚して喰ってくるという感じではなく
何か良く分からないけど美味しそうな物体という認識でバイトしていると思うので
深いバイトが得られることが多いです。

魚の「習性」ではなく「食性」で喰ってきているようなバイトの出方。

ある意味NOIKEのワームマテリアルのポテンシャルが最も発揮される釣り方かもしれませんね。



マテリアルで喰わせるので下手なアクションは不要。

魚にワームの存在を気付かせるだけでOKです。


ロッドアクションは基本的にはタテさばきで
ラインスラックをゆっくりと揺するような感じでリグをフワフワと漂わせます。

ミドストでもなく、I字引きでもなく、フワフワ漂わせる感じ。

バスの射程距離内でナチュラルにこのリグを漂わせてやるっていうのが重要です。


GBI桑野氏はこの釣り方を『デッドワーミング』って言ってました。

だけど『デッドワーミング』ってネットで調べても殆ど出てこないと思います。

桑野氏に詳しく聞いてみたところ、
正確には『デッドリードリフトワーミング』っていうメソッドだそうです。


死にかけの何かが目の前を漂ってるので思わずパクッ!

そんな感じで釣れるので、プレッシャーが掛かっていようがお構いなしに
バスの射程距離内にルアーが入りさえすればバイトが引き出せるんだと思います。



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ちなみにこの釣りにマッチしたロッドはSEITENだったら
小口径ガイドの『MC-S61UL』か『NSS-61ULMS / The kemkem』。

ハイシーズンならチューブラーの『MC-S61UL』で問題ないですが、
食い渋ってくるとソリッドティップの『NSS-61ULMS / The kemkem』の方が良くなってきます。

先日のバスオブジャパンではTOP50のプラクティスでプレッシャーは掛かっていたけど
そこまで食い渋ってるって感じでもなかったので『MC-S61UL』の方をチョイスしました。



というワケで、カットマミーのデッドワーミングについて詳しく書いてみましたが、
この釣りで最も重要なのはワームのマテリアル、そしてそれを自然に見せるためのワームの姿勢、
さらにそれらを操作しやすいタックルセッティングという順番で大事になってきます。

基本的にスローな釣りになるので魚が居ない所や、
バイトを引き出しにくいレンジで使っても威力を発揮しません。

だから先日のバスオブジャパンでは魚の反応が出やすいレンジを見つけるために
まずは最初に『Pintail Stick 3"』のネコリグミドストを使ってたんですね。



開発スタッフも昨日は津風呂湖でカットマミーの検証。


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私が使ってもあれだけ釣れるリグなので、彼が使うと当然こうなりますね・・・。

サクサクっとビッグサイズを複数匹キャッチしたそうです。




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かなりのポテンシャルを秘めた『カットマミー』。

シークレットじゃないシークレットリグですが、
人よりもっと釣りたければ、密かに練習しといた方がいいと思いますよ。



ではまた。




by waterlettuce | 2019-04-07 03:21 | お気に入り