日曜日に芦ノ湖で行われた
バスオブジャパンの第5戦。
東地区のイースタンディビジョンと西地区のウエスタンディビジョンの合同戦になります。
この合同戦2試合のボーター部門、コアングラー部門の上位15名ずつが
来月桧原湖で開催されるクラシック戦に参加できるんですが、
レギュラーシーズンの大会としてはこの芦ノ湖戦が最終戦となります。
ちなみにこの時点での私のランキングは
ウエスタンディビジョンのコアングラー部門では3位(同ポイントで3位が2名いますが)。
合同戦ではコアングラー部門での8位という順位。
まだまだ年間優勝のAOYを狙える位置でもありますし、
クラシックに出場してアメリカ行きの切符を掴む可能性も残されています。
そんなワケで、先週は
二日間芦ノ湖で練習したんですが、ハッキリ言って何も掴めませんでした・・・。
一応そこそこのクオリティフィッシュを掛けてはいるんですが、
初歩的なミスを犯してバラしてしまっています。
芦ノ湖のバスの癖も魚のポジションも全く掴めていない状況で迎えた大会前日のプラクティス。
濃霧と強風で朝イチからの出船はできませんでした・・・。
一見穏やかに見えますが、箱根湾から一歩出れば強風によるウネリで
かなり危険な状態になっているので釣りどころではありません。
係留されている首なしスワンボートはなかなかホラーチックです・・・。
少し風が収まってきたので船を出しましたが濃霧で視界はかなり悪いです。
右を向いても真っ白。
左を向いても真っ白・・・。
そんな中、突如として現れる大型船。
芦ノ湖名物の「海賊船」です。
海賊船の形をした観光船なんですが濃霧の中から現れるとマジでビビリます・・・。
前日プラクティスでは大会当日に私のボーターになる
黒田氏のバックシートに同船させていただきました。
当日に入るエリアはかなり絞り込んでいるようなので、
それ以外のバックアップの場所の状況をチェックして回りました。
前日プラクティスで釣り込む必要はないので
黒田氏と私はあえて違うレンジの魚を狙ってチェックして回ったんですが、
バスからの反応は全くありません。
試しに本命ポイントに入って釣りをしてみると黒田氏にグッドサイズが出ました。
このエリアにバスがいることは確認できたので、
明日はこのエリアでとにかく丁寧に釣りをするというプランで前日プラクティスを終えました。
そして迎えた大会当日。
前日より風は収まりましたが朝から雨です。
定刻通り大会スタート。
この日もかなりの濃霧でした。
やるべきことは決まっていたので腹をくくってそれをやり通すのみ!
今回の芦ノ湖戦は、コアングラー部門では一匹でも釣ればシングルはほぼ確定、
二匹釣ったら優勝も狙えるということは事前の情報で分かっていたので
集中力MAXでどんな小さなバイトでも逃さないように丁寧にリグを操作します。
試合開始1時間後くらいで
私に待望のビッグバイトが出ました!
しかしフッキングした瞬間、違う魚であることはすぐに分かりました・・・。
上がってきたのは素晴らしい魚体のニジマス。
かなりよく引いて楽しませてくれましたが残念ながら魚の写真はありません。
ハンドランディングが原則のバスオブジャパンではランディングネットは用意してないし、
フィッシュグリップもありません。
歯が鋭いのでバスと同じように口に手を入れるわけにもいかないし、
背中を掴もうにもヌルヌル滑って掴めません。
エラに指を入れようとしましたが何となく可哀想な感じがしたんで腹側を持って抱え上げるように
ボートに上げようと試みたんですが、モタモタしているうちにバラしてしまいました・・・。
持ち帰って晩ゴハンにしようと思ったのに・・・。
芦ノ湖のネイティブトラウト、食べたかったなぁ・・・。
晩ゴハンを取り逃がして若干テンション下がりましたが
気を取り直してその後も集中して釣りを続けるも、無念のノーフィッシュで終了しました・・・。
ここまで毎戦ウェイインしてコツコツ順位を上げてきましたが、
最終戦で痛恨のノーフィッシュ。
年間順位も後退してしまいました・・・。
AOYの座は逃してしまいましたが、
前戦でのポイントが効いてクラシック出場の権利は獲得できました。
次回は10月7日の桧原湖戦。
私にとっては未知のフィールドですが、
次はNOIKEワームが使えるので何とか魚を釣って一矢報いたいと思います。
それにしても大阪から桧原湖って遠いなぁ・・・。
ではまた。